※このブログは、今は亡き「はてなダイアリー」で公開していた日記を移行したものです。

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「テロリストが生まれる原因をなくさない限り……テロはなくならないさ」

秋葉原の件については、非常に残念でならない。
テレビで速報が出る度に「これ以上増えてくれるな」と思ったけれど、ヘタレが少々心を動かしたところで大して効果はなかったらしく、七名もの方々が亡くなられた。ヘタレで申し訳ないが、哀悼の意だけは表させていただきたい。また、負傷された方々や被害に遭われた方々の関係者には、心穏やかに過ごせる日の近からんことを。

正直に言えば、これが別の場所だったらこういう風には感じなかっただろう。今までそうだったし。未だに実感は湧かないものの、やはり「自分がよく通る場所」で起こるというのは、何かが決定的に違う。*1

それにしても、何故こんなことが起こるのだろうか。

勿論、「今回の犯人が」どの様な経緯でこの様なことをしでかしたのかについては警察なりが調べるだろうが、それは個別の案件を掘り下げるだけの話であって、こんなことができるだけ起きない様にするためには今後どうしたらいいか、ということには直接的には繋がらない。

例えば、こういったケースではマスメディアが犯人の生い立ちをなぞったり昔の関係者に話を聞いて回ったり卒業文集を調達してきたりするが、そういった情報をメディアを通じて広く知らしめるとこんなことが起きなくなるのだろうか。
例えば、歩行者天国をやめるという観測が流れている(後日註:どうやら本当にそうなった様だ)が、歩行者天国をやめたらこんなことは起きなくなるのだろうか。

何故こんなことが何度も起こるのか。

*1:そういった意味では、1980年くらいに洗足池図書館付近で起きた内ゲバ事件のことを思い出さずにはいられない。当時は「内ゲバ」が何を意味するのかすら知らなかったが、新聞の一面に掲載された写真の「見慣れた光景のはずなのに何か違う」という感覚は、鮮明さは薄れたものの今でも覚えてる。